私の道具(1) ノコギリ

niwazou2007-09-05

 昨日も登場しましたが、これは愛用中のmy「ノコギリ」です。
 今、ノコギリの歯につまった木クズを取り除いてるところ。使ってるのは糸ようじですー。
 歯の間をホジホジして、よーく洗って乾かして、ときには軽く油を塗ったりして、終了。
 一見、めんどくさそうですが、やり始めると「さあ、次の仕事もがんばるぞ!」という気持ちになるから不思議。道具の手入れをする、というのはポジティブな心を育てるもんです。
 といっても、仕事を始めたばかりの頃の私は、道具を使った後のことには、まったく無頓着でした。
 見た目とか、おおっ、老舗のメーカー!とかいうことに心を奪われ、形から入って道具を揃えたりしましたが、それ止まり。錆びて切れ味が悪くなると、そろそろ変えどきかなぁ、なんて考えていました。
 が、仕事に慣れて、自分に必要な道具がだいたいわかってきたこの頃は、道具の使い心地がすごーく気になるようになってきたのです。
 道具が使いにくいと、時間がかかったり、無駄な労力が要るのです。切れ味が悪いと、気分もなんだかブルーなんです。特にノコギリは切れ味が命だし。
 そんなことで、遅ればせながら、道具の「使用後」にこだわるようになった、今の私。
 さて、剪定用ノコギリには、「折り込み式」とそうでないものがあります。持ち歩きする私が使っているのは、コンパクトな折り込み式。
 折り込み式の欠点は、ふだん刃が見えにくいので、サビに気づかなかったりするということです。切った後の、木くずや樹液をよく拭いてしまいましょう。
 道具の手入れはやりそうにないわー、私。という方は、折り込み式でない方が長持ちすると思われます。