ブルーベリーの土
ブルーベリーの苗を、鉢に植え替えました。
手前のがブルーベリー。土が黄色っぽいでしょ?これは「鹿沼土(かぬまつち)」の色です。
ブルーベリーっていうのは、「酸性」よりの土が好きなんです。
植物の多くは中性(PH7)から弱酸性(PH5.5〜6.5くらい)の土を好むものが多いけど、ブルーベリーは、もっと酸性度を高くしてやると、調子よく育つのであります。
園芸用土の中で、酸性度の高いものといえば「ピートモス」と「鹿沼土」が代表的な種類。
「鹿沼土」は、サツキやツツジの盆栽なんかによく使うので、気をつけてみると、身近に結構使われています。つぶつぶを指ではさむと、すぐクシュっとつぶれるヤツで、名前のとおり、栃木県の鹿沼地方で産出される天然の土です。
一方、「ピートモス」は、ほとんどは輸入品。湿地帯に堆積した水ゴケが泥のようになったものを、脱水したり粉砕したものです。
酸性度が高いので、土壌を酸性よりにしたいときに使われたり、土の重量を軽くしたり・・など土壌改良したいときに使う、植物性の用土です。
[:W150] ブルーベリーの専門家の方の中には、ピートモスだけで植える方もいらっしゃいますが、ピートモスはいったん乾いてしまうと、水を吸収しにくくなる、という扱いにくい面もあるので、私は、鹿沼土とピートモス、半々くらいを混ぜて使います。
あ、そうそう。ピートモスは、そのままだと水をはじきやすいので、あらかじめ水をかけて混ぜ、湿らせてから使うと扱い易いです。
植え替え後は、お水をたっぷりね。