トントン×、ツンツン○
天気予報の、「この冬、いちばん寒い日になります」を聞いて、着ぶくれて仕事に出かける毎朝ですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?
気温が低いとはいうものの、日当たりのいい場所は意外に暖か。お日様さえあれば、結構、快適に外仕事ができるこの頃です。
さて、写真。 私が握っているものは・・・よくある「支柱」です。緑の。
植物を植え込むとき、重宝するんですよ、これ。
コンテナに植物を植え込むとき、苗と苗の間に土を入れた後、コンテナを持ち上げて、全体をトントン、としたら終了・・・って方は、いらっしゃいませんか?
全体をトントンとすると、土が隙間に入っていくような気がするので、ついやってしまうのですが、実はこの動作、100回やったところで、あんまり効果はありません。
表面は平らになった気がするけど、そんなんじゃ、植え込みのときにできた空間は埋まらないのです。
そこで、上記、支柱の登場です。
土を入れた後は、苗と苗の間、コンテナの縁など、根っこを傷めないように、支柱でツンツン、土を突いていきます。
すると、入る入る。植え付け後のコンテナの中は、予想以上に隙間があるのですよー。
支柱に限らず、割り箸みたいなものでOK。とにかく、細い棒で、植え込みのときにできた根っこの間の隙間を、丁寧に埋めてやること。
これ、植え込み時にとっても大事な作業です。
そして、大事なことがもうひとつ。
植え込みが終了した後は、必ずお水をあげましょう。土がちょっと湿った感じでも、明日、雨が降りそうでも、そんなの関係ねぇ、ですよ。
植え付け後に水をあげるいちばんの目的は、「根に新しい土が密着するようにしてやる」ということだからです。
根は空気に触れていると乾いてきますよね?だから、土の中でも、根っこと土の間に隙間があると、よくないのです。
要するに、棒で土を突くのも、植え付け直後に水をあげるのも、実は目的は同じ。
水をあげてしばらくすると土が少し下がってたら、土を少し足してやってもう一度水やり。
こうして、根っこと新しい土をくっつけて、植え込みは無事完了です!