霜柱が立ったら

niwazou2008-01-28

 過去3年間、鉢ものには「霜柱」が立ったことのなかった、M邸でしたが、今日お手入れに伺うと、土がカッチカチ。うひょー、です。
 ぜんぜん焦点があってないけど、霜柱のできた土の写真を撮ってみました。
 ここで、今さらながら?だけど、霜柱はどうしてできるのかを解説しておきますと。
 土の中にある水分が、地表に上がってきてるときに、気温が0℃以下になると凍ってしまうのであります。
 つまり、晴れて乾燥した冬の日、水分が蒸発しようとしてると、夜にぐーんと温度が下がってしまって、蒸発する前に霜になってしまうのだ。 ← 合ってる?
 霜柱が立つと、そこに植わっている植物の根を押し上げることがあります。押し上げた根っこが、露出するのが一番いけません。
 そのままにしておくと、霜が解けても、根は露出したままだから、乾燥してしまいます。2〜3日もそのまま放っておくと、枯れてしまいます。
[:W200]  お花は、こんなに元気に咲いてるんですけど、念のため、根元をチェックして見てね。
 根の浮き上がったものをみつけたら、とりあえず、まわりの土をサクサクとやわらかくして、根っこが隠れるよう、ていねいに植え直しを。
 そして、土の保温と、水分の蒸発を防ぐために「マルチング」をしましょう。
 今からでも、ダメージを最小限におさえるために、やるにこしたことはないんです!
 マルチングについては、明日もまた続きます。