鉢選び
イタリア製のテラコッタとか、ホンモノそっくりのプラスチックのとか、ナチュラル感いっぱいの木製のとか。
地面じゃなくて、コンテナ(容器)に植物を植えるとき、どんなものに植えたらいいかな?って悩んだことはありませんか。
コンテナを選ぶとき、まず「見た目の好き嫌い」については、理屈抜きで無視できません。道具は自分の好きなものを使わないと楽しくないですもん。
で、それ以外では、どんな観点で選んだらよいか? ですが。
材質、大きさ、形、色・・・あ、それに値段! 選ぶ要素はたくさんありますよね。
優先順位は人それぞれですが、今日は形の話をちょっぴり。
植物の特性を知って、よりよい状態で育ててやろうと思うと、その特性に合った形を選ぶべきでしょう。例えば、土の過湿が苦手な山野草なら浅い鉢がいいし、太くて長い根をもつ観葉植物だったら、縦長の鉢がいい、という具合に。
というような、特性に合わせて選ぶのは大事なことだけど、とりあえず、そういうの関係なしで、ですね。
下の写真のように、深さがほぼ同じで、ちょっと違う形の鉢が2つあったら、あなたはどちらを選びますか?
個人の好み、自分のウチのイメージに合うかどうかという問題もあって、意見の分かれるところだと思われます。
でも、仮にそういうのがない場合は・・・・・断然、おすすめは左であります!
その理由は、「口が広いから」。
なーんだ、そんなつまんない理由?とあなどることなかれ。
実際に、口の狭い、いわゆる「つぼ型」の鉢に植え込んでみると、その作業には結構、手を焼きますよー。なんたって、土を入れるのがタイヘンなんです。
大きく育つことを見越して、小さい苗をひとつ植える場合は、まあ、よしとして、寄せ植えはちょっとイラっとくるよ、たぶん。
あと、植え替えるときのことを想像してみましょう。根っこ、出てきませんよー、割りたくなりますよー!