荒れ地の松
ここは、我が家も使用している、いわゆる「青空駐車場」です。
屋根がなくて、砂利が敷いてあって、パイプで区画が仕切られていて、と、よくあるタイプの、駐車場。
雑草は、勝手にタネを飛ばしてきて、花を咲かせたりしますけど、夏になると容赦なく除草剤をかけられる。 植物にとっては、そんな厳しい土地であります。
ところが、いわゆる雑草以外でも、こんな場所に根をおろす、根性のあるやつもおりまして。
今までに「ド根性・ヒガンバナ」として、2度ほど紹介したことのある「白い彼岸花」がそれですが(みかんちゃんの、右奥に健在)、じつは先日、新入りを発見しました。
それが、この、幼い「松」。
ここから、半径200〜300mの範囲内には、松の木は見当たらないのですが、ずいぶん遠くから、タネをとばしてきたのですねー。遠くから飛んできて、根付いた場所は、よりにもよってこんなとこ。
日々、目を皿のようにして、お散歩ウォッチングに励んでいる私も、こんな「松」を見つけたのは初めてです。
この子は、ほんとに生命力の強いヤツに、違いありません。
ちなみに、第一発見者は、みかんちゃんです。
「タケノコ犬」かと思ってたら、「松」にも気づいたの。結構、優秀なアシスタントなの。うふ。(←犬バカ飼い主)
この勢いで、マツタケとか見つけてくれると、なお嬉しいことよ。