春は、いきなりやって来た
昼過ぎに、ぽつりぽつりと雨が降り始めました。久々の雨ですね。
しかし、このところの暖かさで、眠っていた植物が一斉に目を覚まし始めたようです。
仕事の行き帰り、住宅街を歩くと、あれっ?えっ?えーっ!って感じで、景色がすっかり「春」に変わっていて、びっくり。
ほら、桜ですよ、桜。
昨年の2月にも、前を通りかかったときに、写真を撮らせていただいたお宅。
おウチをぐるりと囲む数種の桜は、季節とともに順次、開花。今年も、レンガのネームプレートは健在です。
写真は「オカメ桜」、その右奥が「寒緋桜(カンヒザクラ)」です。
左写真の、下の方がカンヒザクラ。濃いピンク色をしたベル型の花姿が可愛らしい、早咲きの品種です。
一般的なお花見シーズンはもう少し先だけど、「染井吉野(ソメイヨシノ)」だけが、春の花じゃないもんね!
ということで、右の写真は、「ボケ(木瓜)」です。 ああ、なんて愛らしいのでしょう。
「ボケ」という名は、中国名の「木瓜(モッカ、モッケ)」がなまったものとのこと。
名前のせいで、この花のイメージはどうも冴えないけど、サクラやウメと同じ「バラ科」の植物ですもの、お花はやっぱり美しいのです。
似てるでしょ?サクラに。
盆栽の方が、ポピュラーかもしれないボケですが、庭植えもよいですよ。高さは1〜3mになります。
枝が方々に伸びて絡むので、整然とした姿にはならないけど、ワイルドな雰囲気です。
剪定にも耐えるし、強い木だけど、鋭いトゲがあるので注意。
バラとはちょっと違った感じの、枝が変化した感じのトゲ。枝を触るときには、注意しましょうね!