新顔「せとか」ちゃん

niwazou2008-03-25

 これ「せとか」っていう名前の柑橘です。 食べたことあります?
 大きさは「いよかん」くらいで、見た目はつるんとした、いわゆるふつうの「みかん」に似ています。
 が、ふつうじゃないの。 すんごい、おいしいの!
 先日、人にいただくまで、その存在も知らなかったわけですが、こりゃ、たまりませんです。
 「せとか」の素性を知ろうと、一応、調べてみますと、そこには「幻の柑橘」の文字が・・・。
 「清見タンゴール」と「アンコールオレンジ」を掛け合わせ、それにさらに「マーゴットオレンジ」を交配したという、複雑な親子関係により生まれた「せとか」ちゃん。
 ふつうのみかんよりも、さらに皮が薄い感じで、手で楽々むくことができます。そして、房が大きいっ。そのまんま食べて、口の中に薄い皮もほとんど残りません。
 そして、なんと言っても甘い!
瀬戸朝香ちゃん」を彷彿とさせるネーミングですが、彼女のイメージもアップするに違いない、と思わせる「せとか」ちゃんです。
 また食べたいわー、と果物屋さんを覗いてみると・・・OH! 値段、お高いのね。
 1個、400円とか、そんな感じだったので、ああ、いただいてこそ食べられるものなのね・・・と、がっくり肩を落としていたのですが。
 いやー、さすがですね。 庶民の味方、スーパー「オオゼキ」。
 ここに4つ入り、398円という激安品が売られていました!!
 しかも「せとか」の高級感をまったく台無しにした観のある、このラベル。 「とってもグー!」ときましたよ・・・。
 いただいて食べたものに比べると、正直、甘みも大きさもちょっと劣っておりますが、それでも、十分においしい。
 一般的に、なぜお高いのかというと、この「せとか」、隔年でしか収穫ができないらしいのです。となると、高価になってしまうのも、仕方のないことですね。
 にしても、私には「オオゼキ」がある!
 この春は「せとか」を求めて、オオゼキに通うことになるだろう、食べ物には粘着質な私。