私の好きなツツジ
きのうに続き、「ツツジ」です。
ツツジというと、道の脇で四角くなってたり、公園で丸くなってたり、と刈り込まれてるものを目にする機会が多いですね。
ナチュラル流行りの昨今、ツツジのイメージ、ちょっと垢抜けない感じがするのも、無理はありません。
が、中には、ナチュラル感いっぱいのものもあります。それは「落葉性」のツツジ。
よく目にするツツジは、「境界」とか「垣根」とかの目的で植えられることも多い「常緑」のツツジですが、じつはツツジにも落葉する(秋に葉が落ちて、はつんつるてんで冬を越す)タイプのものがあるんです。
その代表的なものが、写真のピンク色の花、「ミツバツツジ」。 これは4月のはじめに撮ったものです。
常緑のものに比べると、全体的にすらっとしたスタイルで、軽やかなイメージ。
常緑のものより、早い時期に花が咲きます。常緑のものが咲き始めてる今の時期は、もう、お花は終わってるんじゃないかな、と思いますが。
そのスタイルともうひとつ。大きな特徴は、葉が出てくる前に花が咲く、というところ。 そう、桜なんかと一緒です。
だから、緑のまだ少ない時期に咲くミツバツツジはきれいよー。華やかだけど、繊細な雰囲気もあって、ナチュラルな庭にもよく合います。
私は、この木が大好きです。