「5のつく日」は、ランララン

niwazou2008-05-15

 いちおー、プロとしては、こんなこと言っちゃダメなんですけど。 正直な話、ちょっと栽培が苦手な植物があるんです。
 それは、実家に帰ったりすると、どの家にも1鉢くらいはあるんじゃなかろうか、の 「ラン(蘭)」 でございます。
 お祝い事などでいただくこともあるし、室内で栽培できることもあって、特に年配の方に愛好者が多いラン。
 かくいう私の実家にも、もう何年も花の咲いたことのない「シンビジウム」が、6鉢くらい並んでましたっけ・・・あ、右もシンビジウムね。
 お庭の仕事をしていると、「ところで、ウチのランのことなんだけどね」と、質問を受けることも多いのですが、そのたびに、ううっ、とシドロモドロになる私。 お恥ずかしい限りです。
 やっぱり、これじゃ、いかんですね。で、今年から、ちょっとマジメに取り組んでみることにしました、ランにも。
 ちょうど先日、Oさんちのランの株分けをした際に、「鉢が増えても困るー」とおっしゃるので、不要になった2鉢をいただいて帰りました。 現在、その「デンドロビウム」と「シンビジウム」を、自分でも育てています。
 マニュアルに忠実にお世話をしつつ、イマイチわからない点は、園芸店の講習会にもぐりこみ、お客さんと一緒に質問してみたりして、地道に学習を続けております・・・・・。
 さて、ひと口に「ラン」と言っても、先述以外にも、「コチョウラン」とか「カトレア」とか、種類がたくさんあって、それぞれに性質も違ってきます。
 が、多くの種類は、今の時期「月に2〜3回、適量の、液体肥料をあげましょう」って状態です。
 しかし、この「月に2〜3回」が結構ネックなんですよねー。
 熱心にラン栽培に取り組んでいる場合は別として、この前いつ肥料あげたかなんて、覚えちゃいられないもんです。
 そんな人は、「5のつく日」を肥料の日にしてはいかがなもんでしょう。 
 そしたら、5・15・25で3回。 1回忘れても月2回。「5のつく日は、ランララン」・・・こんなん、どうですか?
 もちろん、5じゃなくても、6でも7でも何でもいいのですが、覚えやすい数字を決めておくんです。 でも忘れそうな私は、月はじめにカレンダーに書いてしまうんですけどね。
 肥料の前に、まず水遣りをしてほしいけど、水はやってます、という方は、次の段階として、定期的に肥料をやってみてはいかが?