今度こそ、ゴシレ! その2
写真、撮りまくったので、いっぱいあるのよー、「ゴシレ」のネタ。
さて、お次は、料理の最後にいただいた、お茶の話です。
手前のルビーっぽい色のが、その「オミジャチャ (五味子茶)」。 花びらが浮かせてあります。
お味は・・・レモネードにも似た、甘酸っぱい味。 お茶というより、ジュースっぽいのですが、それもそのはず。
オミジャ茶の「オミジャ」は、植物の名前で、このお茶は、オミジャの果実から作られているそうなのです。
砂糖やハチミツもちょこっと加えてあります、ってことなので、日本的にはやっぱり、ジュースに近いですわね。
数年前から「ゆず茶」もポピュラーになりましたが、韓国と日本では「お茶」の定義はちょっと違うみたい。
で、オミジャってのは、いったいなんですかい? と、調べてみましたところ、「朝鮮五味子」という、落葉性のつる植物だそうです。
んー、見たことないなぁ、と思っていたら「北オミジャ=朝鮮五味子といい、南オミジャ=サネカズラ」という記述あり。
「サネカズラ」ってのは、こんなのです。 近所のお宅にもありました。
オミジャ茶も、よく似た、こんな赤い実を干したもので作っているようですね。 だから、お茶もルビー色。 納得、納得。
オミジャの「五味」は、“甘い、すっぱい、苦い、辛い、しよっぱい”の5つの味を持っているという意味。 飲む日、飲む人によって、違う味がするそうです。
じつは複雑な味のようですが、私のユルイ舌は、あら、おいしいわ、としか感じられなかったのでありました。
ちなみに、奥のは「トゥングル茶」。 食事の前に出た、ユリの根を使ったお茶だそうです。 こっちも、香ばしくておいしかったです。
お茶に、天井の「コッサル」の模様が映りこんで、きれいです。