niwazou2008-06-26

「今さらですか?」という声が聞こえてきそうなほど、おなじみ。
 この花は「ニチニチソウ日々草)」です。
 花の日持ちがよく、絶えず咲いてくれるから、「日・日・草」。 草花の少なくなった盛夏にも、ずっと活躍してくれる頼もしいお花です。
 とはいえ、なじみ深いだけに、「しょうがないから、ニチニチソウでも植えておくか」的な扱いを受けやすいのも確か。 
 ところが、この不当な扱いに腹を立てた?のか、反撃を始めたニチニチソウ
 ここ数年の品種改良はめざましくて、お花が小さいの、フリフリしたの。 色合いも様々なものが出てきて、もう、原型がわからないほどです。
 名前もすごいよ。 イエローマジック、京風車、チュチュ、ちゅらビンカ・・・・・ちなみに、下の写真は 「さくら」 ちゃんです。
花びらが少し細くて、ヒラヒラっとしていて、ほんのり桜色。
今、まさに、いろんな種類が店頭に並んでいることと思いますが、10月ごろまで咲きますから、お気に入りのタイプ、じっくり選んでやってくださいね。
 名前は「日本」なイメージですが、じつは原産国は、「アフリカ・マダガスカル」などの、熱帯の国です。
 だから、冬を越すことができなくて、日本では1年草。 お花の時期が終わった初冬には、寒さに強い植物と交換です。
 原産国を知るのは、植物を育てるときに、たいへん参考になります。
 熱帯原産ということは。 このニチニチソウが喜ぶのは、日当たりがよかったり、乾き気味の場所・・・っていうイメージですよね。
 逆にいうと、水はけの悪い土や、日陰は好きじゃないということです。
 今年はそんなことを考えつつ、コンテナや土、水遣り。いろいろ工夫しながら、育ててみてはいかがでしょうか? ちょっと知的にガーデニング!!