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咲き乱れる 「 黄花(キバナ)コスモス 」 です。
といっても、自然に咲き乱れてるわけじゃなくて、休耕田にタネを蒔いて、自然風に咲かせてるんだと思うんですけど。
いずれにしても、心安らぐ景色なのです。
岡山県の小さな観光地、吉備路・「国分寺」周辺です。 実家からクルマで10分もかからないので、帰省するたび、なんとなく来てしまいます。
他の方角から見ると、ヒマワリ畑もありましたが、私はこっちが好き。 かーわいいなー。
さて、“夏の花の色”というと、やっぱり「黄」とか「オレンジ」のイメージですか?
夏に、お庭の花を選ぶ時。 お客様に「色」を選んでもらうと、好みは大きく2つに分かれます。
「夏はやっぱりパーッと明るいの。黄色とか、オレンジみたいなのが、いいな」 と、
「青とか白とか、涼しそうな色がいいかな」 です。
かくいう私、夏は「青・白」に「黄色」を加える、「涼しげ派」です。
が、これ見てると、やっぱり「黄とオレンジ」もいいっ。 緑に映えて、ほんとにさわやかですもん。
こういう景色を見ていると、黄・オレンジを夏らしく、かつ、さわやかに見せるポイントは、緑の分量にもありそうですね。
黄花コスモスは、名前のとおり、秋に咲く「コスモス(秋桜)」の仲間で、キク科の1年草です。
英名は「yellow kosmos」だから、そのまんまですね。
花の時期は、6〜10月くらいと長いです。 ふつうのコスモスと違うのは、葉の切れ込みとか、草丈がちょっと低かったり、というところかな。
ピンクの、一般的なコスモスも、既に店頭に出ていますが、やっぱりちょっと、早すぎる気がしません?
夏には、夏の色よ!・・・っていつの間にか、ちょっと「黄色・オレンジ派」に傾きつつある、今年の私。