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右側に写っておりますのは、海でも湖でも池でもありません。 家の隣の田んぼに、お水がはってあるんです。
そして、手前の軍手は、ワタクシの手。
何をやっているのかというと。
隣の土地(田んぼ)との間に立ててあった「ラティス」を、バキバキ破壊しているのです。
このラティスは、かれこれ10年ほど前に立ててもらったもの。
南側の、隣家との境には、新築時にラティスを設置してもらっていましたが、この西側の、田んぼとの境は、その翌年に追加で立ててもらいました。
追加工事でしたので、造園屋さんの下請けの、エクステリアをやってる建具屋さんが来て、ちゃちゃっと設置してくれました。
でも、この「ちゃちゃっと」が、ホントにちゃちゃっとだったことが、数年後に判明。
強風に押されて、みるみるラティスが傾いてきた、と、現在の住人の姉から、通報がありました。
風の通り道だった、ということもありましょうが、庭側に倒れかかってきたのです。
その上、立てたままメンテナンスもしてないから、横木も縦木も、外れてきました。 つまり、いつ崩壊してもおかしくない状態になってしまったのです。
現在住んでるのは、姉家族なので、まあ、困ったら何とかするでしょう、と思っていたら・・・・何ともしなかったんです。 おいおいっ。
しょうがないので、帰省したついでに、私がラティスを撤去しました。 倒れたら危ないし、お隣に散乱したら、申し訳ないもんね。
大変だろうとなー、とイヤイヤ始めたのですが・・・ へ? と思うくらい簡単に、撤去終了。
それほどに傷んでいたのです。
前(冬) 後(現在)
足元を確認すると、追加で設置したラティスは、どうやら基礎工事を簡易に済ませたようで、コンクリートの基礎を打ってありませんでした。 弱いはずですね。
柱の、土と接していた部分は、10年もたってますから既にボロボロ。 そう、木材は腐るんです。
地球上のイキモノは、みんな土に返るもんです。 だから、木も腐って当然なんですけど、屋外で使うものはさらに劣化が早いのです。
教訓・その1 「放置してると、木材は腐る!」
ラティスに限らず、デッキも同じ。 長くもたせようと思うならば、設置後に、メンテナンスが要ることをお忘れなく。