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こちら「クレマチス」の「花島(はなしま)」さんです。
大奥か、芸者さんか、って名前なのは、日本人が作出した品種だからです。
こんなに暑いのに、ただいま次々と開花中。 剪定を繰り返すと、10月までは咲くようです。
「ようです」というのは、自分で、今年初めて育てている品種だからです。 育ててみて「花島さんは、絡まない」ということも判明しました。
「つるバラと組み合わせて植えてみよう」、と思って入手したのに、なんちゅうこっちゃ。
という具合に、クレマチスは多種多様です。 お庭に植える前に、よくよく性質をチェックしましょうね。
花島さん、お花の大きさは、3〜4cmってところで、ベル型で花びらが反りかえるのが特徴です。 色は紫ががったピンク。 何とでも相性のよさそうな、上品な色です。
「絡まない」というのは、花島さんは、「立ち性」の品種だったからです。
分類すると、「インテグリフォリア系」という仲間のクレマチスなのですが、この系統には「つる性」のものと、絡まない「立ち性」のものが」あって、花島さんは後者だったのだ。
ひょろろーんとしていますが、ふつうの草花のように、自立して咲きます。 背の高さは30〜60cmくらい。
四季咲きなので、お花が終わった後に切り戻すと、約40日後には、またお花が咲くはずですが、これも確認は、これからですー。
お庭の植栽プランを考えるたび、いろんな種類の植物を使ってみたいと思うのだけれど、新しいものは、一応、自分で育ててみてからにしたい・・・
ということで、小狭いマンションのベランダで、せめぎあう植物と暮らす日々ですが、ウチのベランダ、ほんと限界。
「庭を造って、庭持てず」。 あー、厳しいぜ、東京!