名前は「小舞妃」
さて、これ、なあに?
「睡蓮(スイレン)」と思ったアナタは、残念ながらハズレです。 これは「蓮(ハス)」でございます。
スイレンとハスが、同じものだと思ってた人も、いるかもね。 おそらく。
スイレンはモネが書いたやつで、ハスは極楽浄土に咲くやつよ・・・・というと、両者のイメージが分かれてくるかしら?
写真は、「小舞妃(ショウマイヒ)」という名前の、小型のハスです。
いわゆる「茶椀バス」と呼ばれるものの仲間で、小型の鉢で育てることができます。
まだ、つぼみですけど、お花は一重で、花びらの先がピンク色で、中心部がちょっと黄色。 とても美しい花です。
搬入時から、このハスのとりこになっている私は、明日あたり、つぼみが開く頃じゃないかしら・・・と楽しみにしていたのでした。
が、たった今、今日売れてしまったことが発覚しました。 ああ、なんてことっ。
早くお客様のお手元に連れ帰ってもらえるのが、植物にとってはよいことなのだけど、もっと一緒にいたかったよ、小舞妃ちゃん・・・。
ということで、ハスはもう、売り場にはいませんが、他にもたくさんの植物がお待ちしてますので、週末は「府中・伊勢丹6階」にどうそ。
ところで、スイレンはこちらです。
スイレンとハスの見分け方は、まず葉っぱ。 スイレンの葉には、こんなふうに切れ目があります。
そして、ハスは葉も花も、茎が水から立ちあがっておりますが、スイレンはほとんどが、水面に浮かんでおります。
見分け方のポイントは他にもあるけど、まず、この2点を覚えておくと、だいたい区別できます。