お次は、金トラ
きのうに続き、今日もネーミング、困ったちゃんです。
こちらは、「キントラノオ(金虎の尾)」 と申しますよ。
まだつぼみなので、ちょっとわかりにくいけど、お花が黄色なので、「金」と付いています。
が、いわゆる「トラノオ」じゃないんですっ。 またまた、ややこしい話が展開していきますよ。
一般的に、トラノオと呼ばれるのは、左の薄いピンクの草花です。 正式には 「ハナトラノオ(花虎の尾)」 という名ですが、昔っから、野山や庭先でもよく見かける、宿根草です。
花のつき方を、ご覧下さいませ。
花穂が長くて、そのまわりに、小さな花がついている姿が、虎のシッポに似ているから「虎の尾(トラノオ)」なんですが。
このハナトラノオに雰囲気が似てるから、さらに「キントラノオ」と命名されたというんだから、もう、そういうの、困るっ。
覚えたり、説明する方はタイヘンなんだから。
さて、黄色い花のキントラノオは、常緑の「低木」です。 木なんです。
原産地はアフリカ。 暑い国。
沖縄県あたりでは、庭木として植えられているようですが、この辺(どの辺?)では、小さな苗が出回っていて、山野草などと一緒に、盆栽などの材料として使うことが多いようですね。
あ、ちなみに、観葉植物の「サンスベリア」を、トラノオと呼ぶこともあります。
もう、ちいさい脳が、大混乱ですわよ。