すぐ側に、小さい秋
隣のマンション工事にばかり目を奪われ、しばらく、観察もお留守になっていた、我が家の植物たちですが、気づけば・・・・わーおっ!
咲き始めてます「フジバカマ(藤袴)」。 “秋の七草”のひとつの、アレですよ。
秋の七草というくらいだから、昔は、あちこちでよく見られたのかもしれませんが、私は今までに、野生のフジバカマは、見たことないのよね。
でも、背が高くて、やさしい姿が好きなので、いつも、お庭に使いたくなる植物のひとつ。
狭いプランターに雑多に植えられていますが、現在、60センチくらいの背丈に育っています。 地植えにすれば、1・5メートルくらいにもなります。
背丈の違いを活かして造るボーダーガーデンでは、後方に使えるし、茎が細くスリムな姿なので、前方に植えて、まばらに後方の植物が見え隠れする、というのも、なかなかよいです。
花言葉は「女心と秋の空」ですよ。
一方こちらは。
昨年仲間入りした、2年目選手の「オケラ(朮)」です。(2007.10.12を参照して下さいね)
つぼみはこんなに大きく膨らんでるけど、昨年の経験からして、開花はもっともっと、先。
オケラちゃんは、こんなにパツンパツンでも、なかなか花開かないのですよ。 育ててみなきゃ、わかんないもんです。
春や夏には、目立つ形やきれいな色をした花に心惹かれるけど、秋になると、なぜか心は大和魂・・・・になるのが、日本人ですよね。
低いトーンの色、控えめな姿・・・その辺で見かける野草、そんな植物が脚光を浴びる、秋。
みなさんの側にも、小さな秋、来てますよ。 きっと。