今どきの園芸作業 10月

niwazou2008-10-08

 お散歩してたら、あれっ?この香りは・・・今年はじめて「キンモクセイ金木犀)」の香りに気づきました。
 もう、そんな季節なんですねー。
 昨日お手入れに行った、世田谷区S邸では「ホトトギス」が咲き始めました。(右)
 気温もほどほどに安定してきて、庭仕事でもやろうかー、って気分になる10月。
 一般的な植物の生育が活発な気温は、だいたい18〜25℃で、この時期は、根っこを触ったり切り戻しをしても、比較的回復が早い。
 気分だけじゃなくて、植物にとっても、10月は園芸作業に適しているのです。
 さあ、そろそろもう、力つきたかなーという1年草を片付けたり、夏を越して再び咲き始めたお花のために、花がらを摘んだり、肥料をあげたりして、秋のお庭の手入れをしましょうではありませんか。
 たとえば。
 ●「ラベンダー」は今、ちょうど剪定の適期です。 夏に蒸れて黒くなった葉は、手で落としてやって、きれいな葉が出ている上の部分でカットし、新しい芽を出してあげましょう。
 ●1年草の寿命は、お手入れ次第。 葉が黄色くなって、ひょろひょろ間延びしてきたら、「ニチニチソウ日々草)」や「マリーゴールド」は、そろそろ終わりの時期。 だけど「ペンタス」や「センニチコウ(千日紅)」などは、花がらつみをしてあげれば、11月まで咲きますよ。
 ●秋の種まきにも、ちょうどいい頃。
 ●早咲きの球根の植え付けも、そろそろ、どうぞ。 早春に芽を出す球根「スノードロップ」「スイセン水仙)」など。 ただし、「チューリップ」や「ユリ」は、もうちょっと後がいいです。 11月のあたま頃かな。 まだ、台風などの影響を受けやすい頃です。 あまり早く植えると、長雨で球根が腐ってしまったりする場合がありますからね。 買うのは早く、植えるのはもうちょっと待ってから!
 ●花を楽しむ木の多くは、すでに来年の花の芽ができていますので、むやみに切ると、花が咲かなかったりします。 剪定は、枯れた細い枝や、徒長して邪魔な枝のみにしておきましょう!
 ということで、思いつくままつれづれに。 今どきの作業をあげてみました、とさ。