秋のプロスペリティ

niwazou2008-10-15

 去年の2月に、木製のプランターを造った、K邸のバラ「プロスペリティ」。
 秋の表情はこんな感じです。
 右の花のように、咲き始めは中心がアイボリーで、開くにつれて、白くなっていきます。
 ワンダホー! ビューティホー!! 
 バラのカタログを見ると、満開のいちばん美しい時期が掲載されてることが多いわけですが、実際に育ててみると、こんな風に、満開時とは違ったいろんな姿を楽しむことができるわけで、バラ好きの人たちの気持ちが、よくわかります。
 プロスペリティは、初夏の花がらを切ってやると、秋にふたたび咲く「返り咲き」品種。
 夏と秋では、微妙に花の表情が違うので、そんな違いを見るのも楽しい。
 一方、こちらは「アンジェラ」。 
 最盛期には、一面が花で埋まってしまうほど多花性のつるバラですが、秋の返り咲きは、ぽつりぽつり。
 一度めは、花の多さに目を奪われて、二度目は、花のひとつひとつを愛でましょう!
 もともと、花色は濃いピンクですが、秋はさらに濃く・・・朱色がかったというのか、深みのある色です。
 夕日を浴びると、さらに美しい。
 花がたくさん咲いて、丈夫でかわいい、という「わかりやすさ」で、一般にもよく出回っているアンジェラですが、秋の彼女は、結構、オトナな感じよ。