うるさい草？

　２回くらいしか観たことないんですけど。
　ＣＳの「ミステリチャンネル」でやってた「ローズマリー＆タイム」って番組、ご存知の方、いらっしゃいます？
　イギリスの、１時間ものミステリードラマなんですけど。
　これ、イギリス版「家政婦は見た」みたいなのよぉ。　しかも「ガーデニング探偵」なのだ。
　スチューワーデス探偵とか、葬儀屋探偵とかいろいろあるけど・・・あ、そういや日本でも、沢口靖子（？）の「風水ガーデニング探偵・・・？」みたいのもあったっけ。
　世界中に、いろんなパターンの探偵ものが、あるもんです。
　「ローズマリー」と「タイム」っていうのは、人の名前で、一方は植物病理学者、一方は元警察官なんだけど、この植物をこよなく愛する２人が、ガーデニンングの仕事をしながら、行く先々で事件を解決していくのだ。
　たった１時間なんで、犯人はわかり易いし、あっさりした結末なんだけど、背景の庭園が素晴らしかったり、見慣れない植物が出てきたりして、結構、楽しめます。　字幕だけど。
　さて、上の写真は「殺しはハーブの香り」という回ですが、左のおばさまが、元警察官のローラ・タイム。
　彼女が手に持ってる植物、なんだかわかりますか？
　これなんですけど。
　えらい人に、この草の名前を聞かれて「うるさい草」って答えるんです。　ほっておくと、どんどん茂るから、って意味だと思うんだけど。　で、本当の名前は「ソレイロリア」だっていうの。　
　字幕には、そう出てたけど、聞いたことないぞ「うるさい草」ってよび方も、「ソレイロリア」も。
　日本にはないモノかなぁ、と思いつつ調べてみると・・・なぁーんだ、すぐに判明。「ベビー・ティアーズ」のことでした。　「ベビー・・」の方が通称ね。
　観葉植物として、よく出回っている、小さい葉っぱが集まった植物です。　　
　本当の名前はソレイロリアというのでした。　まだ見たことないけど、世界一小さな花が咲くんですって。　
　日本じゃ、お手頃サイズで、白い小さな鉢なんかに植わってると、とても可愛らしいので、プレゼントなんかによく使われるけど。
　イギリスでは、屋外に植えるんですね。　でもって、ワサワサ広がってちょっと、やっかいな存在？
　お国変われば、植物の印象も、ずいぶん違うもんです。
　あ、今日、最終回の放送日みたいですよ。　夜です。