千葉・千葉・千葉

niwazou2008-10-31

 29日・30日・31日と、10月最後の3日間、千葉に居ました。
 千葉県、某新興住宅地で、お庭つき住宅のガーデニングアドバイスをして歩く、「ガーデン・アドバイザー」の仕事です。
 今回は、初めて伺うお宅が多かったこともあり、みなさま、手ぐすねひいて、お待ちいただいておりまして。
 「引っ越して来たばかりで、木の名前もわからないんですー、何から手をつけていいのかわからないんですー」と、お花を鉢に植える手順から、芝生にはえるキノコの話まで。
 訪問は昼間なので、直接聞けないご主人が、質問を箇条書きした紙を渡されるお宅もありました・・・うーん、熱心!
 3日間、ありとあらゆることを、しゃべりまくったら、最終日は、若干、声がニューハーフに。
 気温が下がってきましたので、そろそろ姿を消していくとは思いますけど、今回多かったのは「病害虫の被害」の質問。
 葉っぱがすんごい落ちるんだけど、この木はもうダメなの? 枯れた枝、切った方がいいの? 毛虫がいたんだけど。 葉っぱの色が変なんだけど、先がくるんと巻いてるんだけど。 芝生がハゲてんだけど・・・・
 おおおおー!
 自信もって答えられるものもあれば、うーん?ってものもありまして。 
 お客さんは私のことを、「植物の事ならなんでも知ってる人」みたいに錯覚してるので、結構ドキドキの毎日でしたよ・・・。
 さて、この木の枝の傷あとは、「ゴマダラカミキリ」が食べた跡。
 ゴマダラカミキリなんて、街中じゃ見かけることないし、ナマで食害を見たのも初めて! 
 ここのお宅でも、お子さんは大喜びだったそうな。
 しかし、幹の中に卵を産みつけ、幼虫が入り込むと、木は枯れてしまいます。
 お客様と一緒に、根元に木くずはないか(幹のなかに入り込んだ跡)、地面にへばりついて入念にチェックして、とりあえず木の安全を確認。
 どうやら、成虫が幹をガジガジしただけで、大事には至らなかったようです。 セーフ!
 植物のまわりには虫はつきもの。 虫もつかないようなお庭なんて、かえって不気味なんだけど、それも程度の問題で。
 ガーデニングを楽しくできる方法、植物を扱う仕事をしてる限り、ずっとずっと考えていかなきゃいけませんね・・・・
 ところで、せっかくなので、千葉のお土産を買って帰りました 。
  千葉ってやっぱり「落花生」なんですね。 落花生がらみのお菓子がいっぱいありました。
  その中で選んだのはこれ。「ぴーなっつ最中」です。 この姿、ツボよ。
 白あんの中に、落花生のつぶつぶが入ってる、最中です。 美味。