菊ですよ
手前にちょろん、とある紫色のは、今が旬のサルビア「レウカンサ」(=アメジストセージ、メキシカンブッシュセージ)ですが、足元の黄色いのは、何かわかります? 小さすぎる?
これ、みーんなどこかで見たことのあるはずの、「イソギク(磯菊)」といいますよ。
名前のとおり、菊の仲間ですよ。
菊っていっても、ワイルドなやつです。 海岸なんかにも自生してるから「磯」ギク。
といっても、やっぱり小さくて、イマイチわかりにくいかなぁ。 しょうがないから、ウィキペディアからも、ちょっと写真をお借りします・・・
こんなのよ。
花は地味ですが、こうしてみると、意外によい働きをする「名脇役」タイプの菊。
よーく見ると、葉っぱがイケてるんです。
白い縁取りだけじゃなくて、葉裏も銀白色だから、風が吹いたりして葉が裏返るのも、なかなかよいです。
とまあ、固有の魅力を持っているわけですが、何より、菊ながら、こうして背の高い植物の足元を覆うと、違和感なく素敵なグランドカバーになってくれます。
菊というと「地味ーっ」と言われそうな昨今ですが、植物って、和と洋の組み合わせが、かえって新鮮だったりもします。
「古きをたずねて、新しきを知る」という言葉を思い起こさせてくれる、イソギク。
とっても丈夫なので、一度お庭で使ってみてはいかがですか?