闘う、冬の手
「ぱおーん」て泣き声がしそうですが、この恐竜の子どもみたいなのは、私の手です。 ズタズタのボロボロでございます。
今期初、バラの「冬季お手入れ」をしてきたら、こんなになっちゃいました。 in 豊島区・M邸。
こちら、ルーフバルコニーに、バラがたくさん植えてあります。
1,2,3・・・・15本くらいはありましょうか。
植えた時のことはわからないので、名前などはいっさいわかりません。 今、お花も咲いてないし。
よって、樹形を見て、これはたぶん「木立性」? これは「シュラブ(半つるっぽい)」?って感じで、当たりをつけながらのお手入れです。
それはそれでよいのです。 名前がわからないからって、お手入れに、すごーく支障があるわけじゃない。
が、ですね。 問題は、この名前のわからないバラたちのトゲが、一様に、激しく手ごわいということですぅ。
買うときには、まずお花を見て「あ、これ欲しい」って感じのが多いと思うのですが、その若い苗木のときには、トゲもまだ柔らかかったりして、気にならないもんです。
が、年取ると、そのバラの本来の気性?が出るのですよ。 荒いヤツは、トゲトゲしさが出るのよー。 人間と一緒ね。
これなんかね、主枝はかなり年数が経っているようなんですけど、枝の誘引、そりゃもう、おお騒ぎよ。
南に向かって、トレリスに枝をとめていったわけですが、皮手袋をはめてる私の手を、ぶすぶす刺すわ、刺すわ。
最初の写真からもわかるように、つるバラを扱うと、手のひらよりも「甲」の方が結構、やられます。
「つるバラ、自分で誘引してみよう」、「これから手袋買おう」という方は、一部だけゴムや皮製になってるものじゃなくて、全体がガードできるものを、お勧めしますよ。
それと、もうひとつ。 今年から、バラに挑戦!っていう方に。
最初はとりあえず、「トゲが鋭くないものから」っていうのも、選択基準のひとつに加えていただくのを、お勧めします、ですよ。