「アフター・ガーデニング」よ
こんな言葉、聞いたことあります?
読んで字のごとく 「ガーデニングの後」、です。
たとえば、ドライフラワーであったり、花びらを乾かして作るポプリであったり、押し花であったり。
庭で摘んだ花をアレンジして部屋に飾るのも、そう。
お庭で楽しんだ植物を、さらに違った形で利用することを、「アフター・ガーデニング」というのです。
今の時期だと、コニファーを剪定して、「切った枝でクリスマスのリースを作る」 なんて、まさに、あこがれのアフター・ガーデニング!
ということで、お庭にある植物の数だけ、育てたり見る以外にも、違った楽しみが広がりそうですね。
そして、今日の写真は、というと。
これは、木の枝を利用して作った「植物の名前札(?)」です。
こちらのお宅で、たしか「ハナカイドウ」だったと思うのですが、枝を剪定したときに、お箸くらいの太さの枝がいっぱいできました。
処分しようとしたら、あら、なんか木肌がキレイ。
捨てるのもったいないなぁ・・・ってことで、彫刻刀で片面を削って、植物の名前を書いてみましたら、これ、思った以上にいい感じ。
植栽工事のあと、「植物の名前を忘れるから」と、札を立てて欲しいというリクエストがよくありますが、プラスティックの札は結構、味気ないのです。
かといって、市販の木の札に書いたら、字がにじんで読めなくなったー、なんてこともあって。
でも、お庭から出た材料を使えば、当然ですがこれ、とっても自然。 エコでもあるし。
これ以外でも、ある程度長い枝を切ったら、それは支柱なんかに利用できるかもしれません。
お庭のお手入れをした後は、ゴミに出す前に、何かに利用できるものはないか、ちょっとチェックしてみましょう! 思わぬ宝物が隠れているかも、ですよ。