たぶん、春近し
グズグズしたお天気が続きますね。 細かい雨が降ったり止んだりで、気分もどんよりしがちな、東京の空です。 ああ、陽射しよ戻ってきてー。
そんな曇り空の下ですが、こちら、「こんにちはー」とでも言ってそうな、「福寿草(フクジュソウ)」です。
「元旦草」とも呼ばれて、お正月の植え込みでも、よく目にするお花ですね。
古く、江戸時代から、お正月に飾る習慣があったようですが、屋外で自然に咲くのは、今頃です。 これ、 神代植物園 で、撮りました。
お正月のは、環境をコントロールして、お正月に咲くようにしたもの。 昔は、今頃、自然に咲くのを見つけて、「あー、もうすぐ春ね」と、ちょっと嬉しい気分のなったのでしょう。
「福」「寿」草なんて、名前にそんな気分が込められてますよね。
さて、お正月に手に入れた福寿草。 お花が咲き終わったらどうすればいいか、というと。
庭に植えるならば、樹木の根元とか、夏に日陰気味になる場所が理想的です。 鉢で育てる場合も同じく、晩秋までは、日陰気味の場所に置くといいと思います。
あ、寄せ植えされてたものなんかは、根っこが伸びてない場合が多いので、来年も咲かせたいなら、必ず、別の鉢に植替えを。
葉っぱは、夏になると地上部からなくなりますが、枯れたわけではありませんよー。 休眠期に入ります。
眠ってる間は、そっと静かに、お水も控えめにして、見守ってください。 眠ってるときに、直射日光はやめてね。 眠れないから。