「アンジェ」と私

niwazou2009-03-10

 家の角っこに、低木を植えるお宅があるので、実物をチェックするため、久々に「京王フローラルガーデン・アンジェ」に立ち寄りました。
 「アンジェ」は植物園とは違うので、比較的、“お庭で植えてるふうの、植物の姿” を見ることができるので、使いたい植物の実物を見るのに、よく足を運びます。
 園芸店で見るのとも、ネットや図鑑で写真を見るのとも違って、花のないときや、冬のまる裸の感じなんかをチェックするには、もってこいなので、個人的にはすごーくありがたい場所。 すごーく助かる。 近いし。
 昼から、急に曇ってきて、景色はこんなにどんよりですが・・・。 これはこれで、よいではないの。 “ヨーロッパの冬”って感じで。
 だが、しかし。 
 「お花を見学しよう」という意気込みでやってきた人には、物足りないところがあるのでしょうか。 最近のアンジェは、ちょっとばかし、アンジェらしくないなぁ・・・と思うことが多くなりました。
 毎年、自然にひょこり顔を出す、ミニアイリスとか、クロッカスを見つけて 「春ねー」 と、小さな喜びを感じていた何年か前ですが、今は、びっしり植え込まれているチューリップの球根が、出番を待ってる感じ。
 お花を見るとやっぱり心は和らぐし、アンジェにはアンジェの方針もあるでしょうけれども、あまり息苦しい感じにならないといいなー、と、“アンジェラー?” の私は、願っております。
 さて、空は暗いけど、気温があがってきて、マグノリアたちも、少しずつ目覚め始めています。
 こちらは、「マグノリア・キングローズ」、シデコブシの仲間です。
 こんなふうに、ぱっと開いているものは、まだ数えるほど。 「モクレン」類は、まだ蕾の状態でしたよ。
 で、今日、チェックしに行ったのは、その下の 「ニワウメ」。 
 アンジェには、丘を登る感じの道沿いに、ニワウメが列植されています。 
 最近は、あまり需要がないのか、園芸店などでも見かけることがないのですが、こんな感じのお花です。
 枝ぶりは、ちょっと武骨な感じもするけど、お花は小さくてかわいい。 
 ただいま、つぼみがびっしりついてて、一分咲き?、という感じです。 
 実物チェックができましたので、これに決まりました。 
 さて今度は、帰って注文です。
 アンジェよ、今日も、ありがとう。