ナチュラル・ダメージ
すっきりしないお天気が続くと、こんなふうに、ぶーらぶらと、室内に半乾きの洗濯物が並んで、とってもビンボーくさくなってしまうのですが。
一番前のジーンズに、ちょっとご注目下さい。
これ、仕事のとき用として、3年くらい履いたモノだと思うんですけど、先日ついに、膝のところが擦り切れてしまいました。
最初っから擦り切れてる “ダメージジーンズ” は人気ですけど、そんなオシャレを追求したものじゃなくて、使用頻度が高いので擦り切れたの。 しかも、きっちり膝のとこだけ。
これ、どうなのかなぁ? 履き続けると、そのうちここに、丸ーい穴があきそう。
履けば履くほど穴が大きくなって、果てはクマのアップリケ・・・ な、なんか違うぅ。
最初から擦り切れてるカッコイイやつは、履いてるうちに、変な形の穴になったりしないのかしら? 擦り切れた部分がそれ以上広がらないように、なんか加工してあるの?
ダメージジーンズをかっこよく履いてる人、よく目にしますが、あの 「擦り切れ位置」 は、計算されたものなのかしら・・・・。
同じくこんな仕事をしている人、特に若者の中には、「膝をつかないで作業する」というツワモノもおりますが、膝に古傷をもつワタクシ、必ず、作業時には膝をつきます。
で、膝に泥をつけた状態を隠しつつ、電車で帰ることも多いわけですが・・・・
「ダメージ」は、あくまでもファッションとしてのみ、成立するものなのかしらん。
ただいまワタクシ、今後、このジーンズをどうするかについて、悩んでいます。
穴あいたものは、膝がガードできなくて困る。 でも布当ててまで履くのか? もう十分活躍したから、処分対象なのかー???
ものを 「使いきる」 とか 「処分する」 って、タイミングが難しいですね。
自然にできあがった 「ダメージ・ジーンズ」 を前に、「選択」を迫られる私。 とりあえず「洗濯」してみました・・・・・そんな私。