球根のチカラ

niwazou2009-03-19

 なんかいい香りがするなぁ、と思ったら「菜の花」満開です。 足元には、「紫花菜(ムラサキハナナ)」。 
 見慣れた風景ですが、やっぱり、春はこれよねー。
 ここんとこ急に気温が上がって、あっちでポン、こっちでポン。 眠ってた植物が、次々と目を覚まし始めました。
 だけど、お庭に植えてる球根、チューリップは、まだこんなもんですよ。
 もう乱れ咲いてます、ってお宅を見かけたならば、開花苗を植え込んだものと思われます。 もちろん、植えた時期や品種によって、生長度合いは違うと思いますが。
 ご存知のとおり、お店に並ぶ植物は、ほとんどが季節先取りで、環境を調節して、早めにお花を咲かせてあります。
 だから、ウチのは遅いー、咲かないの? と心配することはありません。 気長に生長の様子を見てあげてくださいね。
 それよりもですね、お気づきでしょうか、このチューリップ。 重い砂利を押しのけて、芽を出してきたのですよ!
 道沿いのスペースだし、雑草も生えにくいように、2〜3cmの厚みで敷き詰めていた砂利を!!
 人間が手折れば簡単に曲がる葉なのに、砂利の重さをものともせず、力強く、ピンと立ち上がってきた。 
 球根は、冬を乗り越えるための栄養を蓄えて、時期がくれば、自力で芽を出し、花を咲かせるチカラを備えています。
 基本的には、花か咲くまで肥料なんかあげなくてもいいんです。 
 だけど、花が咲き終わったら、肥料をあげて、使ったエネルギーを補給してあげる。
 これが、来年の「チカラの素」になります。