ストロベリーポット

niwazou2009-03-25

 右のポケットのところに、かろうじて、「ワイルドストロベリー」が植わってますが、他はハーブ類。 
 だけど、鉢の名前は「ストロベリーポット」。 もともと、「苺」を育てるための鉢です。
 苺は、実ができる頃から、新しく「ランナー」と呼ばれるツルが伸びてきて、その先に “子どもの株”が出来てきます。
 そのランナーの先にできた小さな株を、そのままポケットのとこに植えればいい、という仕組みで、こんな形になっているのです。
 ちなみに、ポケットに植えるときは、このときランナーは切りません。 つけたまま植えて、しっかり根付いてから、親株から切り離します。
 つまり、正式な使い方としては、最初、ポケットには何も植えないで、子株のためにあけておく、ということです。 それが、ストロベリーポット。
 でも、苺を育てる予定はなくて、空いているなら、他のもの植えて使いましょ、ということで、ハーブを植えてみましたよ。
 背の高い、紫の花は「ボリジ」です。 葉っぱはキュウリの匂いがします。
 目的と違う使い方をするのも、印象が変わって楽しいものです。 
 が、ポケットの部分は、土がちょっとしか入らなくて、乾きやすいので、水遣りに注意が必要ですよ。 
 または、ポケットのとこには、あらかじめ乾きに強いものを選んで植える、というのも賢いやり方です。
 道具の特徴を考えながら、本来の用途と違うものに活用する。 これ、ガーデニング以外でも、楽しいことですよね!