ナニ見てんのよ?
「パンジー、ビオラ」、ここにきて、一段と元気に咲いていますね!
寒さに強いので、秋冬からずーっと咲いてくれてますが、本来は春の花。
タネがついて体力を消耗しないよう、枯れた花を摘みとってやれば、まだまだ5月ごろまで咲き続けます。
葉っぱが黄色くなったりして、ちょっとお疲れ気味の様子なら、“ハイポネックス”みたいな液肥(すぐ効くから)をあげると、もうひとがんばりしてくれますよ。
ところで、パンジー。 ときどき、「アンタ、こっち見てんの?」 と思うことありません?
それは、真ん中に入る模様のせいです。 この模様が入っていると、お花が人の顔のように見えたりします。
この模様を 「ブロッチ(=目)」 といいます。
右の写真だと、白いところが、それ。
このブロッチのバリエーションを求める、パンジー愛好家もいれば、「顔みたいなのが怖くてキライ」って人もいて、人の趣味趣向とは、さまざまですね。
しかし、「パンジー」の名前は、フランス語の「パンセ=物思い」から来ているんだから、このブロッチが、パンジーの最大の特徴であることは、間違いないです。
ブロッチの入ったパンジーの花が、アゴを突き出して(?)考え込む人の顔に見えたらしいですよ、昔の人には・・・うーん?
あ、ブロッチなしのパンジーもありますからねー。 ちなみに、中心点は必ず黄色です。 うんちく。