「コンパニオン・プランツ」について
水に浮いてる、この花なーんだ?
ポピュラーなのは青色の方で、花の形から 「ブルースター」 なんて呼ぶこともあるらしいけど。
咲いてる姿は、左の写真。 ハーブの 「ボリジ」 です。
プロフィールは、“ムラサキ科、地中海沿岸生まれ、5〜9月頃に開花する1年草” です。
お花だけとってみると、はかなげですが、茎には細かい毛がはえてます。 ザラザラしてて、結構、ワイルドです。
ボリジの奥に、ちらっと見えるのは「イチゴ」。
ボリジはイチゴと相性がいい、と言われているので、近くに植えてみました。 「コンパニオン・プランツ」ってやつです。
一度聞くと、耳に残る言葉なのかしら? 野菜作りを始めようとする人は、必ずといっていいほど口にするコンパニオン・プランツ。
野菜を上手に育てる、魔法の言葉みたいになってます。
が、なんで一緒に植えるといいのか? っていう点を、確認してから植えましょうね! なぜって、いいものがあれば、その逆もあるから。
たとえば、このボリジ。 イチゴやホウレンソウ、マメ類などとは好相性ですが、キャベツやブロッコリー、カリフラワーなどの近くに植えると、生長を阻害すると言われています。
相性ってそういうもの。 「良い」があれば「悪い」もある。 「ハーブ」と呼ばれるものが、万能と思ってはいけませんですよ。
じゃ、ボリジはなぜ、イチゴにとって、コンパニオンなのかというと。
ボリジには、カリウムやカルシウムの豊富な土を作る働きがあり、イチゴの実を大きくしたり、おいしくする働きがある、ということです。 そういう説あり。
一般的に、ミツバチを呼び寄せるから、受粉を助ける働きはある。 また、害虫を減らす効果もある、と言われています。
全部 「言われています」 と歯切れが悪いのは、コンパニオン・プランツの働きや、その理由は、体験の積み重ねで語り継がれてきたものだからです。
はっきり解明されてない部分も多いの。
だから一応、通説を参考にして体験してみる。 そして、コンパニオン効果は、自分自身でじっくり観察・確認することが大事ですよー。