三男、大暴れ
昨日の続きの、虫の話。 勝手に “三男” と呼んだけど、それほどの意味はないのです。
昨年までは、ほとんど被害がなかったのに、今年、やたらと暴れているから、「第三の」ヤツ。
左の写真も、ヤツの仕業と思われます。 手前の蕾にポツポツと、黒い点があるのがわかるかしら?
このポツポツは、「バラゾウムシ」が花茎の樹液を吸った後です、たぶん。
膨らんできた蕾、若々しい・柔らかい葉っぱがおいしいのは、わかる。 でも、ここまできてっ。
この段階で、バラゾウムシを撃退できればセーフだけど、蕾がしおれてしまったら、もうアウト。 花は見られません。
昨日のチリチリの新芽は、完全にアウト。
これが、そのバラゾウムシ。 またの名を「クロケシツブチョッキリ」といいます。
ほんとに “ケシつぶ” みたいで、2〜3ミリくらいの大きさです。 ゾウみたいに、ちょっと長い口をブスっと刺して、樹液を吸う。
なんだか多いんです。 今年はこの被害が目立つんです。。
場合によっては、花がほとんど咲かずじまい、ってことも、有り得るんですよー。 そんなの困る。 すごく困るんです。
昨日のM邸「春がすみ」だけでなく、我が家の「ジャクリーヌ・デュプレ」も、他のお宅でも手を焼いてる今年。 気候とか、なんか関係あるのかなぁ。
小さくて見つけにくいけど、よーくよーく観察すると、跡を残した箇所の近くにいることもあります。
見つけたら、捕るのが一番。 “バラゾウムシには、この薬”って名前を挙げられている薬品もありますが、からだに厚い甲羅?をつけてるので、むやみに薬を散布しても、効き目はイマイチじゃないかと思います。
しかし、現実問題として、捕るのも至難の業。
ちょっと葉が揺れると、すぐ落ちて逃げてしまうし、M邸みたいな壁面じゃ、近づいてみるったって、限界があります。
しかし、これといった決め手がねぇ・・・ないのよねぇ。
でも、泣き寝入りするわけにはいきません。 できることをやります。
1.見つけるのは、バラゾウムシが活発に活動する「午前中」。 天気のいい日の朝、腰を据えて観察して、見つけたら静かに・慎重に、土の上に落とさないよう確保! (軍手をはめた手の上に落とすといいです)
2.ゾウムシが好きじゃないもの、忌避効果のあるものを散布してみる。 いろいろ試してみる。
私自身も、まだまだ試行錯誤中。 でも、なんとか食い止めなきゃね、三男の動き。 黙って暴れさせるわけにはいかないぞー。