新芽は、なぜ赤い?
こんにちは、「オウゴン・シモツケ(黄金下野)」 です。
このコケ玉、ただいま “伊勢丹・府中店” で販売しております。 葉色だけでもきれいですが、これから、蕾も出てきますよ。
新緑の季節ですが、木々をよーく観察すると、「新芽の色が赤いもの、紫色っぽいもの」、よく目にしますね。
右の写真も、赤いところは新しく出てきた葉っぱです。 バラなんかも、新芽が赤いものが、たくさんありますよね。
なんで赤いんだと思います? 新芽。 これには、ちゃんと理由があります。
赤色は、生まれたてで、まだ外界に慣れていない新芽の「自己防衛機能」なのです。
新芽がニョキっと顔を出す春は、じつは7・8月と変わらないくらい、紫外線が強い。
この紫外線の強力なエネルギーで、生まれたての細胞内の機能が壊れたりするのを防ぐため、紫外線に慣れるまで、新芽は赤色をまとっているのです。
人間だったら、「メラニン色素」が紫外線を吸収してくれるけど、植物の新芽の場合は、赤や紫色の成分である「アントシアニン」が、同じような働きをするんだそうです。 だから、こんな色。
人間も植物も、いきものの体は、ほんとによく出来てますね。
・・・というようなことを、じつは先日、午前4時くらいに、ぼんやりした頭で聞いたのです、NHKの 「視点・論点」 という番組で。 ま、受け売りですね・・・。
ニュースを読む感じの体勢で、“日本の花・主任研究員”の方が、まっすぐ正面を見ながら、ひとり、話し続けます。
聞いてるこちらも、自然に正座してしまいそうな雰囲気の中、丁寧な説明、たいへん勉強になりました。 やっぱり、NHKはこうでなくっちゃ・・・。
なんで朝の4時に、そんなもん観てたかというと、前日、9時過ぎには寝てしまったからです。 いまどき、小学生だって、こんなに早く寝ないかも。
早寝・早起きの季節がやってきました。 早寝が過ぎるかしらん?