母の日とカーネーション

niwazou2009-05-09

  こんにちは、「オヤマナデシコ (小山撫子) ]です。
 明日は、母の日ですね。 
 「母の日のプレゼントに」 と、コケ玉+置き皿を、セットでお買い求めになる方も増えてきました。
 物心ついた頃から、“母の日には、カーネーションを贈るもんだ” と、刷り込まれて大人になりましたが、時は流れ。
 最近では、アジサイだったり、明るい色のアレンジメントだったり、お花屋さんが勧める植物もさまざまになったし、カーネーションにこだわる人は、ずいぶん少なくなったように思います。
 “母の日にカーネション” が始まったのは、アメリカ。
 日曜学校の教師の娘が、亡くなった母親の命日に、カーネーションを配ったのが反響を呼んで、全米に広がったということですよ。
 が、しかし。 ヒラヒラしてて、見えるからに欧米風なカーネーションですが、江戸時代には、日本にも、同様の花姿をしたものが、あったようです。
 カーネーションの別名は、「オランダセキチク」「ジャコウナデシコ」・・・・そう、カーネーションは「ナデシコ」の仲間なのです。
 自生するナデシコは、写真のような、花びらが一重のタイプが多いのですが、どうです? そういわれると、カーネーションに似ていませんか?
 一般的に「ナデシコ」という名前で知られるものは、ゴージャス感はなくて、可憐な感じです。 
 お花が小さいこともあって、ちょっと地味なイメージかもしれませんが、それがいい、とも思う。
 「さあ、見てっ。 私はお花よ、どうじゃ」 というような、押しの強さのないところが、ナデシコのいいところなのです。
ナデシコにかかわらず、母の日の贈り物、今年は可憐な植物に、日ごろの小さな感謝を込めてみてはいかが?

 あ、みかんちゃんは、きょうも元気です。
 お散歩まだかなぁ、と、玄関でスタンバイしているところです。
 伊勢丹に出かけるので、さりげなく?おなじみの紙袋が。
 いぬは、母の日とは縁がありません。 母、どこでどうしているのかしら・・・・。