ハンギング・バスケット

niwazou2009-05-13

今日は、「ハンギング・バスケット」を作ってみましょう。
 用意するものは、容器に、軽い土と鉢底石を少し。 それと、バスケットに植える苗です。
 容器に植え込んで、壁やフェンスなど、何かに引っ掛けるのもは全部 “ハンギング” ですが、“バスケット(=容器)”は、いろいろなタイプがあります。
 植物で、容器が隠れてしまうように、丸ーく作りたいなら、右のタイプのがおススメ。 初めての方でも、うまく作れると思います。
 まずは、容器の準備。
 スリットの部分に、セットになっているスポンジを貼り付けていきます。 スポンジの真ん中には、切れ目が入っていて、ここから苗が顔を出す、という仕組み。
全部のスリットにスポンジを貼ったら、次は、鉢底石を少しだけ入れます。
容器の底に、水抜きの穴が開いているので、そこから土がこぼれないように、穴が隠れるように入れましょう。
 そして、いよいよ、苗を植え込んでいくのですが。 実際に植え込む前に、配置を考えてから作業にとりかかりましょう。
  狭い場所に植えていくので、入れたり出したりしていると、苗を傷めてしまうことがありますからね。
 苗はポットから抜いて、余分な土を落とし、スポンジの真ん中に挟み込むように植えていきます。 苗を配置するごとに、周りに少しずつ土を入れていきましょう。 根っこを隠す感じね。
 このとき使う土は、通常の「培養土」でなく、なるべく軽いものを。 植え込んだ時点で、たいしたことなくても、水を吸った後の土は、予想以上に重くなります。
 「ハンギングバスケット用」 とか 「軽量土」 と明記してあるもがオススメです (それでも、重いのよ・・・)。 もちろん、自分で作ってもいいですよ。
  右の写真は、一番下にピンクの 「バコバ」 を入れてみました。
 這うように広がっていくタイプの植物なので、垂れて、容器の下の部分が隠れます。
 どの植物も、生長とともに、光を求めて上向きに伸びていきますから、こんな風に横に広がるタイプを一番下にしておくと、容器のお尻がカバーできる、はず。
 で、こんな感じで植え込んでいきます。
 ゴージャスにしたい場合は、苗どうしをくっつけて、たくさん入れるといいけど、間が少しあいてても、そのうち隠れてきますよ。
 たくさん入れると、それだけ重くなるので、ご注意下さい。
 こうして上まで到達したら、割り箸みたいなものでツンツンして、土を足していき、苗と苗の隙間を埋めていきましょう。 
 一番上の部分にも、上向きに苗を植え込めば、全体的に丸ーい感じに仕上がります。
 あ、土を入れる位置は、容器の上端から2cmくらいは下になるように。 
 目いっぱい入れてしまうと、水遣りのたびに、土が流れ出てタイヘンです。
 そして最後に、土の表面に、濡らした「水ゴケ」を敷いておくとよいです。 ちょっと乾きにくくなるし、土がこぼれるのを防ぐから。
 もちろん、水ゴケじゃなくても、「ウッドチップ」 や 「ココヤシファイバー」なんかでもいいですよー。 
 はい、完成。