K邸のバラ
ほらー、素敵でしょ。
バラ(白)と クレマチス(濃桃)が、壁で絡まる図。
「本当に、こんなになるのねー。 びっくりしたわー。」 と、Kさん。
「あらま、Kさんってば。 私の話を信じてなかったんですか?」
「いえいえ、信じてたけどね・・・うにゃうにゃ」
と、笑顔で話す2人。 お花が咲くと、誰もが、ふにゃふにゃ笑顔になってしまうもので。
このK邸の白いバラは、「プロスペリティー」という品種です。 和訳すると “繁栄”というような意味のバラ。
最初は、花の中心がアイボリーで、花の終わりは白。 咲き始めの美しさは、格別です。
樹形は、シュラブ。 “半つるバラ”と思っていただければよいですが、プロスペリティーの枝は、4mくらいは伸びるといわれているので、壁に這わせたりするのも可能です。
K邸では、雨どいを支えにして、2階のベランダのあたりまで枝を持っていくのが目標。 今年の夏の伸びに注目です!
一方のチューリップ型の花は、「プリンセスダイアナ」。 5月から晩秋まで、繰り返し咲く、遅咲きのクレマチスです。
バラの方が早く咲き始め、何とかクレマチスの開花が追いつきました。
こんなふうに、バラとクレマチスの咲く風景を作りたい場合は、両者の開花時期をチェックすることが必須です。 品種を選ぶときには、ちょっと、落ち着いて下さいね。
あ、キレイ!と、一目惚れして買っちゃうのも楽しいけれど、長く付き合う相手ならば、ちょっと慎重に選びましょう。
って、これ植物の話ですからね。