M邸のバラ

niwazou2009-05-21

 S邸で紹介した 「サマースノー」 の、枝代わり(≒色違い)が、この 「春がすみ」 です。
小さな苗木をフェンス沿いに植えて、かれこれ3年が経ちました。
 冬の誘引のときには、枝がやっと、家の壁面に到達したぞー! と、今年の開花風景を思い浮かべて、小躍りしていたわけですが。
 4月の終わりから、 「バラゾウムシ大発生」 というアクシデントに見舞われ、そこから地道な、バラゾウムシとの戦いが始まり・・・・てんやわんやの春でした。
 バラゾウムシのせいで、花数が減ってしまいましたが、でも、咲いた。 なんとか、がんばってくれて、ありがとう、春がすみよぅ・・・
この花の、やわらかなピンク色は、言葉で表わすのが難しいです。
 ふわふわっとしてて、遠目で見ると、やっぱり「霞のような」と表現すると、いい感じ。
 “名は体をあらわす”というけれど、「春がすみ」とは、上手なネーミングだと思います。
 サマースノーと、性質は同じなので、“トゲが少なく・しなやか” な枝。 扱い易い品種です。
 そして両者とも、一季咲きだけど、花のない時期の「葉」が美しいところも、ポイント高いです。
 バラは、花を楽しむことだけに、目がいきがちですが、庭の景色を作るものとして考えたら、咲いてない期間の姿も、結構、大事。
 小さな、涼しげな葉は、緑のスクリーンとしても、観賞価値がありますよ。