植え込んでみました

niwazou2009-05-28

 昨日、穴を開けた器に、植物を植え込んでみました。
 湯のみの方には、「アカバナ・コバノズイナ(赤花・小葉瑞菜)」、平たい器には「イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)」。
 コバノズイナは、木です。 秋には葉が落ちる落葉樹で、紅葉もきれいです。 
 今、ちょうど咲いている花は、枝先にブラシみたいに、フワフワっとついています。 好きなのよ、この木。
 湯のみは、縦長なので、植物もそんな形のものを植え込みました。
 一方、イブキジャコウソウというのは、 学名が “Thymus squingnecostatus ”。  日本原産の 「タイム」なのです。
 いま、ちょうど花が終わった後ですが、名前のとおり、葉っぱの匂いを嗅ぐと “ジャコウ” の香りが ・・・・ って、じつは、ジャコウの香りがこんなもんなのか、あんまり自信がないんですけども、とにかく、強い香りがします。
 深さが5cmもなくて、間口は広い器なので、横に広がっていく、背の低いものを植え込んだわけですが。 
 こういうの 「草もの盆栽」 と呼ばれています。
 盆栽って、もともとメインは木。 草花は、木の盆栽を引き立てるために、足元添えられたりする脇役でしたが、時は流れます。
 いまでは、草花をメインにした盆栽そのものも、愛好家が増えてきました。
 草花は、冬場、地上部がなくなってしまうものも多いし、花のないものは 「雑草じゃん」 とか言われたりもするけど、とっかかりとしては、木よりも気楽かもしれません。
 ダメにしてしまったときのダメージも、木よりは小さいもんね。 あ、コケはろうと思ってたんだ。 忘れてた。