プリンセス・ダイアナ
クレマチスの 「プリンセス・ダイアナ」 です。
クレマチスの中では遅咲きの種類で、今まだ開花中。 花後に剪定すると、2ヵ月後くらいにまた蕾がつくので、秋も楽しめます。
昔は、クレマチスって言うと、「=テッセン」 のイメージでしたが、最近のクレマチスは本当に多彩ですね。 形も色も、開花時期も。
うまくすれば、1年中何かしらが咲いている、ってこともできるようです。 クレマチスだけで。
さて、このプリンセス・ダイアナ。 誰でも察しがつくと思われますが、故ダイアナ妃の名前が付いております。
キリっとした、濃いピンク色が、ダイアナ妃、なの?
こんなふうに、人の名前を冠した植物と言えば、真っ先に 「バラ」 が浮かんできますが、バラにもありますよー。 「ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ」 っていうのが。
こちらは、クレマチスとは違って、クリーム色の花びらのフチがピンク色になる、優しい色。 いわゆるバラっぽい形の、気品を感じる姿です。
バラ以外にも、「ダリア」 や 「ギボウシ」 までも、ダイアナ妃の名前がついてるものが、あります。
名前をつけた人は、それぞれ、どんなダイアナ妃を思い浮かべたのかしら?
同じ名前の植物を見比べながら、人が人に与えるイメージって、いろいろだなぁ、と、思ふ。
で、クレマチスのダイアナに話を戻しますが。
このダイアナは、クレマチスの中でグループ分けすると、「 テキセンシス系」 に入ります。
この系統は、春から伸びた新しい枝に蕾ができるので、冬の間、古い枝を残しておく必要がない点が、◎です。
つまり、冬にばっさり枝を切っていいの。
ということは、春〜秋に、バラをはじめとして、ほかの植物と絡まっちゃっても、冬に切ってしまえば、リセットできるということなのです。
魅力的で、扱い易いんだから、ぜひともお庭に使ってみてください。