6月のシェードガーデンは・・・
4月の終わりにお手入れに行ってから、1ヶ月と少し経った、W邸のシェードガーデンでは、「山アジサイ」が咲き始めました。
まん中に、白く見えるのが、そう。 これは、「白富士」 だったかしら、それとも「静香」?・・・スミマセン、忘れてしまいました。
このシェードガーデンには、7種類くらいのヤマアジサイを、点々と植えたのです。
真ん丸い感じの、ポピュラーなアジサイは、地植えにすると、どんどん背が伸びて大株になるけれど、ヤマアジサイは背の低い種類が多く、小さくても花がつきます。
ここのアジサイも、秋に植えつけたときは、一般の草花と同じサイズの黒いポットに入った、小さなものでした。
が、もう咲いた!
お花が小さいので、華やかさには欠けますが、その控えめなところを好む人も多く、最近、人気が高まっているそうです。
これは、「七段花 (シチダンカ)」かな、いや「甘茶」かな・・・うう、忘れた。
七段花は、日本にいたシーボルトが、世界に紹介したけど、その後実物を見た人がいなくて・・・
と、“幻のアジサイ” と言われていた時期もあるようですが、今は、結構、手に入ります。 ホームセンターでも見たことありますもん。
花の咲き方は、「隅田の花火」の小型版、って感じなのですが、ブルーの花色がきれいな品種です。
ブルーは、アジサイによくある色ですが、他にも赤、緑、クリーム色なんかもあって、花色の多彩さも、じつはヤマアジサイの魅力のひとつです。
と言いながら、どれがなんだか、植えた本人、混乱しており恐縮ですが。
こんな感じで、いろんな葉っぱの間から、次々とヤマアジサイが姿を現しつつある、シェードガーデン。
「ヒューケラ」 や 「ギボウシ」 や 「シダ」 や、相変わらず、葉モノも美しいです。
ヤマアジサイの次は、「ユリ」。
ぎゅーんと伸びた茎の先に、蕾がスタンバイしていて、花開く日が待ち遠しい6月です。