器も素敵なのだ・2

niwazou2009-06-23

 こちらは 「礼文カラマツソウ(唐松草)」 です。 
 植え込んだ、この時点では、つぼみがあがってきたばかりですが、日に日につぼみが膨らんできて、そろそろ開花も間近です。
 お花が咲いた様子が、「カラマツ(唐松)」 という松の、葉に似ているので 「唐松草」。 名前の 「礼文」 は、ご想像どおり、北海道の礼文島のことです。
 カラマツソウの中の、“礼文島に自生する品種”ってことですが、こういった、小さな植え込みの材料の中には、 「礼文××」 「屋久島××」 というものが、よく登場します。
 礼文島屋久島も、日本の中では厳しい自然環境にあって、それぞれ固有の植物・品種が育ってきたということでしょうか。 比較的、小型の可愛いらしいものがいくつもあります。
 カラマツソウの花は、直径5mmにも満たない小さな小さなものですが、ポンポンのように咲く様は愛らしいです。 そして花のみならず、葉の形もきれいなので、花が終わったあともきれい。
 と、今日は、またまた素敵な器をご紹介します。
 こちら、そばちょこサイズの器。 若手作家 「照井 壮さん」 のものです。
 「おっ、トクサ柄 ( ←先日、学習した・・・)」 と思ったら、 取り扱いギャラリーでは 「シマウマ模様」と表現されておりました。
 こちらは、磁器です。 見た目と触ったときの質感がちょっと違っていて、素朴なように見えて、手にするとスマートで洗練された感じ。
 一見、“和” のように見えて、意外に “洋” にもイケると思います。
 これ、個人的にも好きなんですよね。 緑の植物には、やっぱり土の茶色は、文句なくよく合います。
 ゴツゴツっとした大鉢の、横に添えて置くのにもよいな、と思いますですよ。