バルコニー復活・大作戦 4

niwazou2009-09-16

 3ヶ月のごぶさたでした。 自称 「バラ復活大使・niwazou」 が、豊島区・M邸に、参上致しました!
 はい、こちらは、奥様のバラの園を引き継ぎ、「なんとか再び花を咲かせたい」 と、一念発起されたMさんちのバルコニーです。
 昨年冬からの、Mさんの頑張りが効を奏し、5月には見事、満開のバラを咲かせた2009年ですけども。
 果たして、初めての夏を乗り切ることはできたのでしょうか?
 ・・・ と、ちょっとドキドキしながらやって来たわけですが。
 あらま、いいじゃないですか !
 虫に食べられ、つんつるてんになっているお宅も多い、今の時期ですが、バラの葉っぱ、結構ついています。
 「カクテル」 が咲いてるし、次の蕾をもったものも、ちらほら。
 「木酢液を噴霧するのが億劫になって、赤いスプレーをときどき・・・」 ということですが、いいんです。 無理する必要はないんです。 自分でできる方法でやればよいのです!
 あ、「赤いスプレー」というのは、「ベニカXスプレー」のこと。 
 この病害虫防除剤を手に、花後のバラも気にかけているMさん。 その様子は、バラが物語っております。 
 ということで、水遣りのタイミングもつかめてきたみたいだし、害虫も少なめ。 結構、イケてるM邸ですが、「黒点病」 は、やっぱり止めるのが難しい。
 こんな感じで、黒い斑点ができて、葉が黄色くなっていくのが一般的な症状ですが、これ、はっきりいって完全に抑えるのは無理。
 ある程度は出てもしょうがない、って割り切っていいと思いますが、でも、健康な葉を守る努力は大事です。
 病気の葉は、取り除いて捨てましょう。 他の葉に感染するので、株元に放置するのもダメです。
 すごく広がっていて、葉がほとんど残らなかった株には、元気を取り戻す助けとして、“液肥” をあげると効果的です。
 水で薄めて与える液肥は、固形の肥料と違って浸透しやすいので、即効性があります。 
 これから、再び新しい葉を出す時期だから、弱ったカラダにパワーを注入 ・・・ M邸のバラも、注入しておきましたよ!
 さあ、季節は本格的な秋に向かい、またまた、“アブラムシ”などが発生する時期です。 
 今度は秋のバラシーズンに向けて、虫のチェックをお願いしつつ、M邸を後にしたのでした。
 さらばM邸、次は12月よ。