長雨の秋ですね。
ただいま開花中の、この桃色の花はなんでしょう?
秋に花が咲いて、明るい日陰が好き。 英名は 「ジャパニーズ・アネモネ」 といえば ・・・
はい、こちらは 「シュウメイギク (秋明菊)」です。
色といい形といい、キュートです。
毎年、この時期になると、目を引かれるシュウメイギク。 真ん中の “しべ”のところが、特徴的だと思うのですが、じゃ、こちらは?
似てますよねー。
色違い、とか、品種が違うと言われれば、「そうなのね」 と思ってしまいそうですが、これ、「バラ」 なんですよ。
花びらが一重で、赤いしべが特徴の 「ジャクリーヌ・デュプレ」 も、9月末から再び開花しています。
シュウメイギクは 「キンポウゲ科の宿根草」、バラは 「バラ科の木」 と、植物学上の分類は、まったく違っているけれど、お花だけ見ると、区別がつきにくいものですね。
組み合わせによって、洋風にも和風にも見え、楚々とした雰囲気を持つこの2つの花が、私は大好き。
そう考えてみると、この花の形が好きなのかな?
そういえば先日、園芸店で見つけた、これもシュウメイギクです。 花びらがモリモリ。
「ねぶたー?」 と、まあ、名前に惹かれて写真を撮って帰ったのですが。
これはこれで綺麗ですが、私にとってのシュウメイギクは、上の写真のようなタイプであって。
つまり、シュウメイギクが好きというより、一重の花びらの、しべがまん丸な、そういう花の姿が好きなのかしらん?
・・・雨がしとしと降り続き、外作業のできない日々。 ふだんと違うことを考えたりする、秋の日よ。