■
ひとさまから、最後に 「鉢花」 をいただいたのは、いつだったかしらん?
最近、いやここ何年も、めっきり、ない。 この仕事を始めたことも関係してるか? とも思うんだけど。
切り花をいただくことはあっても、鉢花はない我が家 ・・・ でしたが、久々にいただきましたよ、これ →
わー、ショッキングピンクー! な 「シャコバサボテン」 。
もらったのは、夫。 還暦のお祝いの、お返しです。
一般のお宅でも、これから年末年始にかけて、こういう鉢花をいただく機会が増えるんじゃないでしょうか。
シャコバサボテン以外では、「ポインセチア」 とか 「シクラメン」 とか 「ラン」 などなど。
寒い季節に、お部屋に、ぱーっと明るい色の鉢花があると、ちょっと温かい気分になりますよね。
さて、このシャコバサボテンは、いま、お花がいっぱい咲いてます。
品種によっても、開花時期は違うけど、自然な状態より、ちょっと早く咲かせてるのかな、と思います。
これが、蕾です。
屋外で育てている、多くのシャコバサボテンは、まだ花は開いてなくて、こんな蕾がついている状態ではないでしょうか。
寒くなってきたから、これから鉢を室内にとりこもう、という場合。 蕾の8割くらいが、この指でつまんでるのじゃなくて、背後のような感じ (1cm以上の大きさ) になるのを待って、移動しましょう。
シャコバサボテンに限らず、植物は、環境の急激な変化が苦手です。
膨らんだばかりの小さな蕾は、言わずもがな。
急に移動することで、せっかくの幼い蕾が、ポロっと落ちてしまうことがあるからです。
ある程度まで育って、あとは咲くだけの状態になったら、もう大丈夫。
室内にとりこんで、開いていく花を、近くで楽しみましょう!
あ、水遣りですけど、これからの季節、シャコバサボテンは乾き気味で。 秋〜冬のシャコバは、「サボテン」 みたいに扱うのが、◎ですよ。