色づくバルコニー

　落葉樹はあまりないのですが、それなりに色づいている、我が家のバルコニー。
　手前の真っ赤な葉っぱは、ブルーベリーですよ。　
　昨年までと違って、寒暖の差が激しい場所で過ごしたせいでしょうか。　例年に増して、赤色が冴え冴えとしてきれいなのです。
　それともうひとつ、この秋、注目しているのがこれ。　
　先日、白菜の横に、ちょこっと写っていた　「ボックスウッド」　です。
　ボックスウッドの紅葉は、赤でも黄色でもなく、こんな明るくてきれいなオレンジ色。
　この木、もともとは、何かのときに、縁取りなんかに使おうと思いつつ　・・・　出番がないから、刈り込んでトピアリーでもやっちゃうかなあ、というような扱いで、放置されていたのであります。
　しかし、じつは、こんなきれいな木だったことを、今年初めて認識したのでした。　今まで冷たくしてゴメンよ。
　さて、ボックスウッドの別名は、「西洋ツゲ」　です。
　名前のとおり、日本の庭で昔からよく見る　「ツゲ」　の、仲間です。
　刈り込みに強く、生垣に向くという点も同じですが、ふつうのツゲと比べると、葉の色が少し明るく、柔らかな印象。
　和風のかっちりした生垣には、葉にツヤのあるふつうのツゲの方が向いてると思うけど、ちょっとカジュアルな生垣なら、こっちもいいかな、と思います。
　右の写真は、「アンジェ」　で、キッチンガーデンの縁取りに、並べて植えてある様子。
　自然な状態でも、１ｍかそこらの樹高だと思うけど、思いっきり背を低く刈り込んであります。
　写真は３月。　寒くなると、オレンジ色が茶色っぽくなっていきますが、これはこれで、冬っぽくていい感じ。
　常緑樹だけど、葉色が変化すると、やっぱり季節感がありますね。