雪と 「ヤシマット」
これは、煎餅でもレコード盤でもありません。 (レコード盤って、古すぎる?)
ヤシの繊維でできた、「マルチング用のマット」 です。
鉢植え植物の株元に載せて、土の表面をカバーするもの。 れっきとした園芸用品で、バラを育てるのによく使われております。
バラにつきものの 「黒点病」 は、雨や水遣りの時に泥がはね返るのが原因になる、と言われているので、まずはその予防として、土を隠すために。
そして、乾燥を防いだり、暑さや寒さを和らげたり、などの効果を期待して行うのが、マルチングです。
マルチング材料は、他にもいろいろありますが、試しに自分ちで使用しているわけです。
で、使ってみてどうか、というと、鉢のサイズに合ったものをのっけるだけでいいので、手軽ではあります。 手も汚れないし、見た目もきれい。
が、欠点を言うと、「水遣りのタイミング」 は、とってもわかりにくいです。
これは、他のマルチング材でも同様なんですが、ヤシマットは、すぐ乾いて見た目が変わらないので、水を遣るタイミングがつかみにくい。
めっくって確かめればいいだけのことですが、注意してないと、目に入る情報だけで判断してしまう、ってことは、往々にしてあるもので。
実際、よく水を切らしている私。 お恥ずかしいことです。
しかしながらですね、この度の雪では、意外なところで私を喜ばせた、このマット。
積もった雪を払いのけるのが簡単なのよ。
マットなんだからあたり前じゃないか、という話ですが、日陰に置いてる鉢の雪を払いながら、どんどん楽しくなってきました ・・・・ ふ、ふ、ふ。
本来の目的と全く関係ないけど。
雪が積もったのは2年ぶりだけど。