謎だ、アレルギー
写真がないので、美しいのをお借りしました。 これは 「ハンノキ(榛の木)」 です。
昔は田んぼの近くなんかに生えてて、刈り込んだ稲を乾燥させるための 「稲架木」 として利用されていた、といわれる木。
稲刈りの時期に、稲をかけてある三角形に組んだ木がありますよね。 アレの材料になってたという話です。
あまり見かけなくなったし、今もハンノキを使ってるかどうかは謎ですが。
じつは、話は昨日の続きなのです。
このハンノキの花粉、アレルゲンになるらしいのですが、くだんのリンゴ・アレルギーの人は、このハンノキにも反応しやすいのだそうですよ。
果物アレルギーの中でも、特に、リンゴや桃といった 「バラ科」 の果物に反応する多くの場合、ハンノキやシラカバ花粉にも同様に反応する、ということです。
リンゴの花粉と、シラカバの花粉が似ているって、どういうことなんだろ? 謎 ・ 謎 ・ 謎
ハンノキは、市街地で見かけることは少ないと思うけど、湿地が好きなので、河や湖の周りとか、水田近くにはまだいっぱいあるから、そういうの知っとくと、役に立つかもしれません。
逆に、ハンノキやシラカバがダメな人は、果物も注意って感じですね。
ちなみに、ハンノキの花粉の時期は、「スギ」 と同じ頃です。