エリカさまの植替え

niwazou2010-03-04

 先日、登場した 「エリカ・ダーレンシス」 を、ふつうの鉢に植え替えます。 
 鉢をはずしてみるとこんな感じ。 表面がつるんとして見えるのは、細かい根が、ぐるりと張っているからで、抜くと、鉢の形ですっぽり抜けます。
 お店で売られているエリカは、多くの場合こんなふうに、小さな鉢にすでに根が回っているから、入手したら早めに植替えをした方がいいのです。
 買ってきたポットのまま育てる、っていうのは、無理。 底面給水のものも、夏までには植え替えた方がいい。 じゃないと、夏を越すのは難しいと思います。
 植替えの注意は、まず 「根っこを崩さないこと」。 それから 「株元の根っこもしっかり土で覆うこと」。
 エリカさまは、気難しいんです。
 葉も花も小さくて、乾燥に強そうに見えるけど、じつは水切れにとっても弱いので、根っこは下手に切ったりしない方がいいし、表面に出さない方がいいの。 
 そのまま、できれば酸性の土で(ツツジ科なんです)、根をしっかり包むように植え替えましょう!
 これも、エリカ。
 品種は 「ホワイト・デライト」? だっけ。 ツリー型で、姿形は違いますが、性質は同様です。
 あと、日本の夏は得意じゃないので、梅雨時期の 「蒸れ」 にも注意。 株元から細かい枝が密に出てますが、そのままにしとくと、下の方から枯れてくることも多いです。
 梅雨前に、全体の枝を間引いて、鉢植えの場合は、風通しのよいところに置くといいです。
 ちょっと高いところに置くといいかもしれません。