旅立ちは、チューリップ?

niwazou2010-03-09

聖子ちゃんの歌に 「旅立ちはフリージア」 というのがありました。
 曲、ぜんぜん覚えてないし、歌詞もちっとも浮かんでこないのですが、タイトルから察するに “旅立ちのときにフリージアの花を贈る” みたいな内容? だよね、たぶん。
 そう、3月は旅立ちのシーズン。 新しい場所に旅立つ人に、お花を贈る場面も多々あろうかと思いますが、アナタなら、どんなお花を贈る??
 先日、某フラワーショップのチラシに、「スタッフ100人くらいに聞きました。 春、旅立ちのシーンにもらいたいお花ランキング」 が載っておりました。
 それによりますと、1位「チューリップ」、2位「スイトピー」、3位「ラナンキュラス」、4位「サクラ」、5位「ミモザ」 だそう。
 4、5位のような 「枝もの」 が上がってくるところは、クロウト好みな感じもしますが、年中、出回っている切り花よりも、確かに季節感いっぱいですよね。
 しかし定番は、やっぱり 「チューリップ」 。
 実際に、卒園や卒業のシーンでもらった思い出の花、という声も多かったようですよ。
 思い起こしてみれば、私にも、昔は 「お花を贈られる」 という場面が幾度かありましたが、じつは、お花の種類はあんまり覚えて、ない。
 1つだけ覚えてるのは、20代の後半、会社の送別会でもらった 「スイトピー」 です。 淡い紫色のスイトピーの束。
 話によると、その花束は、私をイメージして用意してくれたそう。 送り出す人、ひとりひとりをイメージして、お花の種類と色を選んだそうです。
 ネタを明かせば、異動の人と退職の人で、送り出す人数も多かったので、大きな花束を用意できなかったそうですが、この花束は、とても印象に残っています。
 ヒマワリをもらったオジサンや、オレンジのガーベラをもらった子や、次にどんな花が出てくるのか、人のイメージを知るのも、楽しかったなぁ。
 スイトピーか ・・・。 今はぜったい、だーれもくれないだろうな、スイトピー。 
 人のイメージも、変わっていくわね。